脳脊髄液減少症絆の手をつなごう 湧水会

デル・トゥーレの樹運動を広めよう!

脳脊髄液減少症の治療促進を

 幸せは自分の中にあり、愛はすべてのものにあり、地球を守る大切なものだと思います。
 「湧水会」を設立することができましたが、ここに至るまでには想像を絶する厳しくも長い道のりがありました。多くの方々の、温かい激励とご支援に心から感謝致します。
 2005年、普通に過ごしていた私は、ある日突然、追突事故に遭い、その後一年以上、一人でもがき苦しみ続けました。「生か死か」と問われれば、常に「死」が私の頭の中を占領し、いずれも未遂に終わりましたが、12回も自殺を試みました。なぜなら、今思えば、私自信が弱い人間で、すべての現実を受け入れることができなかったからです。 でも、そんな私も、また私自身でした。辛さの中にいた時、ふと感じたことがありました『「辛い」の文字に、自分一人の「一」をプラスすると「幸」になる』と。辛さを知った人は、他人の辛さや様々な愛を心と体で感じることができます。 この病気は、今も後遺症として、しつこく私の中に住み着いておりますが、それでも、こんな自分が大好きなのです。今では「この病気になってよかった」とさえ思います。「なぜ?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。
 でも、答えは簡単でした。この病気にならなければ、私は自分の幸せ、他人の幸せ、生きることの意味、生命の尊さを知らずに人生を終わるはずだったからです。 それでも将来を考えると、今でも悲観する日があります。でも、そんな時、必ず「一人ではないよ」という声が響き、不思議と何らかの救いの手が届けられるのです。
 人の思いやり、愛情とはなんと素晴らしいものでしょう。 あなたの励ましの一声、支援していただくちょっとした心根に感謝している方々がたくさんいらっしゃいます。もちろん、生命は最も大切なものであり、誰もが生きる権利を持ち、様々な生き方があります。 私は「どれだけ生きたかよりも、どのように生きたか」が大切であると考えています。
  地球が存在する限り、人類が存在する限り、様々な苦難が伴うことは、むしろ当然であるとおもいます。
 私たちの運動理念に理解を示して頂いた方々が、この素晴らしい「愛の絆」を一人でも多くの方々にバトンタッチして頂き、後世に引き継いでくだされば、これ以上の喜びはありません。

脳脊髄液減少症 絆の手をつなごう 湧水会 代表 鳥越ユリ子

プロフ

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